最近、仕事で和室の畳の取替工事がありました。長年使用してきた畳が傷んできたので、

新しい畳に交換したのですが、最近の畳は、畳床や畳表が昔のものと違い、藁の畳床や、

い草のたたみ表ではなく、耐久性や重さを配慮した物を使用することが増えています。

新品の畳を敷き込んだ時も、昔の香りとは違ってきています。

最近の住宅では、和室の数が減ってきていますが、目に映る畳の青さと新しい畳の匂い

を嗅ぐと、爽やかな気持ちになります。

畳の交換が終わって、古い畳がトラックで搬出される所を目にすると、「長い間、お疲れ様」

と言葉をかけたくなります。床に使用する材料はたくさんありますが、日本人にとって畳は

故郷の様な特別な存在だと思います。

🏡 深澤 🏡